北海道新幹線、運賃割高設定に不満の声
やはりというか1日13往復の北海道新幹線(新青森⇔新函館北斗)の旅客運賃をJRが
発表したのだが、予想通りの結果になったね。
http://www.jreast.co.jp/press/2015/20151005.pdf
まぁ、反応は惨憺たるもの。ITメディアではこんな記事がかかれるくらいですから。
この間の北海道旅行の際、ちらっと新函館北斗駅の外観が車窓から見えましたが、
確かに周りの風景にはにつかなかったなぁ。
新幹線、北海道まで開業目前
JR北海道が来る2016年3月26日に北海道新幹線を部分開業(新青森⇔新函館北斗間)し、
新幹線運転切替の準備として、2016年1月1日以降は青函トンネルを含む区間の旅客
運転を停止。2016年3月21日に特急、寝台とも運転が終了・廃止になる。
ということで最後の乗車になるであろうブルートレイン型B寝台車両の写真
寝台車、客車をけん引するディーゼル機関車(札幌→函館間)の写真
車内ではあまり休めなかったが、蟹田駅を通過後の陸奥湾のながめは美しかった。
実は東京→北海道に渡る列車の車内の様子はこのありさま。
現在特急白鳥の定期列車は新青森⇔函館間を10往復の設定なので、自由席でも十分と
タカをくくっていました。指定確保せず後悔しましたゎ。
さて、肝心の北海道新幹線というと函館駅と札幌駅で多少のPRがあったくらい。
JR北海道 新幹線車両 H5系のPR広告。北陸新幹線開業時と比べて地味・・・
というのも、北海道新幹線定期列車運行が1日13往復(3時間に2本の運転の設定)、
東京直通に至っては10往復と運転本数がかなり少ないです。東京⇔新青森間が
17往復あることから、13往復は少ないんじゃないかと。
この影響を受けるのが経営分離予定の道南いさりび鉄道。特急の乗り入れ分をなくし
新幹線木古内駅下車分の乗客を拾うだけしかできなくなる。JR貨物が1日20往復程度
定期列車乗り入れているため線路の廃止もできない。青函トンネル利用料は新幹線を
走らせないと乗客から費用を請求できないし、道南いさりび鉄道もローカル鉄道へ
転落するので経営もかなり苦境に追い込まれるだろう。また函館新幹線駅は市街地
から18Kも離れた場所に新設されるため時短にも役に立たないと思われる。
木古内⇔函館間の普通定期運行列車は1日 9往復。特急を加えて19往復。おそらく
北海道新幹線の走行本数とあまり変わらないんじゃないかなぁ。
新幹線開業に伴い、苦境に立つ在来線
エラそうなタイトルですが、2015年春の北陸新幹線金沢延伸、2016年春に予定の
北海道新幹線函館部分開業まであと半年程度になってきました。
青函トンネルが新幹線仕様の交流25000V対応で互換をとる必要があるので、現役の
交流20000Vの電気機関車はすべて青函連絡の用途には使えなくなります。
そのため定期列車急行はまなす号(青森⇔札幌間・夜行)も廃止の可能性が高いのです。
確かに新幹線は 3時間程度で青森まで旅客を輸送して、かつ陸の向こうの北海道へ青函
トンネルをくぐれば、4時間少々で函館へ到着するという夢のような話。
それで、JR東日本の企画きっぷを使って全新幹線に乗車、駅の時刻表の確認です。
※山形新幹線 E3 系最新車(東京→米沢途中下車→山形)
※秋田新幹線 E6 系(秋田→大曲→角館→盛岡)
確かに新幹線区間の旅客はすべて快適、需要が高いのもうなずけますが、代償もある。
新幹線フル規格の開業後の並行在来線のJRからの経営分離、ミニ新幹線方式で存続
するもダイヤで見劣りする編成(山形、秋田の両在来線は 2~3時間に 1本)を組んで
信じられない編成で運行しています。
今度のシルバーウィークでローカル線の運行状況(江差線、函館本線)もしっかり
状況を把握してこようと思います。
2018年 TOHOシネマズ日比谷開館、日本劇場閉館
2015年 4月開館のTOHOシネマズ新宿へ「ターミネーター:新起動/ジェニシス」
(3D字幕版/Dolby ATOMOS/TCX)と、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
(3D字幕・IMAX版)をハシゴ観賞してきた。
TOHOシネマズ 新宿 SCREEN 9 TCX スクリーン。TOHOシネマズ独自規格。
http://www.asahi.com/articles/ASH3R5FCZH3RULZU019.html
「有楽町「日劇」閉館へ 日比谷地区シネコン建設で」
それでこの話題で当然といえるかも知れないが、指摘と抗議の記事が。
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1427126880/
「【社会】有楽町「日劇」閉館へ 日比谷地区シネコン建設で©2ch.net」
http://ameblo.jp/khandmm/entry-12009039605.html
晩節雑考種々雑考~明るく素直にあたたかく~「日劇・シャンテ閉館に抗議して・・・・」 ・・・KHさんのブログ
かという私も東京へ上京後、有楽町マリオンの阪急側に開場した開場した日本劇場を
間近に見て、これぞ日本の旗艦劇場だと感激したものです。
この時代は、新宿歌舞伎町に新宿プラザ劇場、東急のミラノ座、松竹のピカデリー
渋谷にはパンテオン、道玄坂の渋谷東宝と1000人以上収容の大劇場がありました。
洋画の大作、話題作を中心にほとんど上記の劇場で映画を堪能してました。
時代は「ゴーストバスターズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「トップガン」
「インディ・ジョーンズ」「ターミネーター」「ダイ・ハード」「タイタニック」
「ミッション:インポッシブル」「マトリックス」「ハリーポッター」
この劇場たち、70mm の高価なフィルムで映画を上映しており迫力の大画面。
この形式が崩れてきたのが、1990年後半シネコンの発生と映画のデジタル化。
特に「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスのデジタル化の傾倒、フィルムへ
の蔑視(ルーカスと対照的にスティーヴン・スピルバーグはフィルムを重視)
東宝が「スター・ウォーズ」を日本劇場で 70mm 公開しようと交渉したところ、
「70mm は時代遅れ」と拒絶したのは有名なエピソード。
その東宝、シネコン経営で興業をはじめてからは郊外へ劇場を展開し、都心の劇場
はどんどん閉館していった。
そして最後に残った日本劇場。近年劇場へ行っても席は埋まらず、閑散とした場内。
こりゃお荷物になるなと思っていました。最後の満員が確か「アバター」
確かに大劇場を簡単に消滅させる文化を理解しない東宝の経営陣に憤りを覚えたが
TOHOシネマズの座席確定サイトをみると、六本木、日本橋、新宿と座席は埋まるが
日本劇場は半分以上が空席。これで大劇場で上映は不良債権だよなぁ。
2015年映画のラインナップ
年内公開し今週から来週くらいまでで終了すると、いよいよ2015年正月映画の公開。
それで、どの作品がメインかなと思ったがとても静かな印象ですね。
ぱっと今思いつくのが下記の 2作品。
ホビット 決戦のゆくえ(ワーナー映画・丸の内ピカデリー他 2014年 12月 13日公開)
ベイマックス(ディズニー映画・TOHOシネマズ有楽座他 2014年 12月 20日公開)
じゃあ、2015年って公開の映画がショボいのと思ったら大間違い。
ほとんどがリブートもしくは続編ですが、ラインナップは凄いと思う。
(2015年 パラマウント映画 7月公開予定)
『ジュラシック・ワールド(原題:Jurassic World)』
(2015年 ユニバーサル映画 日本 東宝東和配給 8月公開予定)
Marvel's "Avengers: Age of Ultron" - Teaser Trailer (OFFICIAL)
アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
(2015年 ウォルト・ディズニー映画 日本 7月公開予定)
(2015年 ウォルト・ディズニー映画 日本 12月18日公開予定)
BOND 24 - James Bond 007 - Official Teaser Trailer (2015)
007/スペクター(2015年 ソニー映画 日本は2016年公開かな?)
TOKYU MILANO(旧新宿東急文化会館)クロージング
新宿・TOKYU MILANO 年末閉館にともない、クロージング作品ラインナップが公開
松竹・東急系で公開された映画(ワーナー、UA、コロムビア、東映&角川、UIPなど)
を大晦日までかけて上映する予定。
今から30年前、有楽町マリオンに東宝の日本劇場、松竹の丸ノ内ピカデリーが開場
した頃と同時期に、東宝の有楽座(現日比谷シャンテ)、日比谷映画(現シャンテシネ)
が閉場。そのあと1000人を超す映画館がどんどん都内からなくなっていった。
東銀座の松竹セントラル(現松竹系列の企業ビル)・渋谷東宝(現TOHOシネマズ渋谷)
東急文化会館にあった渋谷パンテオン(現渋谷ヒカリエ)・松竹の新宿ピカデリー
(改装後館名は引き継いだが、松竹系シネコンへ移行)・ミラノ座と対面の新宿プラザ
(TOHOシネマズ新宿歌舞伎町として2015年春シネコン化へ移行開場予定)
東宝の日本劇場がTOHOシネマズ日劇へ移行した際、バリアフリー化で1000人の収容
能力を切ってからは都内に唯一残る大劇場であった。
経営・維持する東急レクレーションもビルの老朽化等の対策で劇場の管理が難しくなり
最新鋭の設備を誇ったシネコン(新宿でも、ピカデリーやバルト+TOHOシネマズの新宿
歌舞伎町進出)との競争では、東急自体もシネコン化に移行で対抗することを考えると、
やむを得ないことだよなぁ。
本日本公演千秋楽@劇団ストレイドッグ、次回12月ドラマデザイン社公演
今日で11月も終わり、明日からいよいよ12月。月日がたつのが早い。
今日は夕方からSTRAYDOGの舞台(本公演第23回)を新宿紀伊國屋ホールで観劇する。
2年ぶりの本公演。STRAYDOGオールキャスト出演。最近忙しかったのであまり
劇団公式サイトをのぞいていなかったら、主役の1人が急病で降板していたらしい。
今回原作本の舞台化なのですが、あらすじはあまり頭にいれていません。本も未読。
知人の舞台俳優は、この原作面白いといってました。演劇の聖地紀伊國屋ホールでの
上演。純粋に楽しめるかどうか期待しています。今年14回目の演劇鑑賞。
12月はSTRAYDOGとよく提携しているドラマデザイン社の舞台。これも 2年ぶり。
通算 3回目の上演「ガールズプリズンオペラ」です。初回版は東日本大震災直後。
女の子が一杯でてくる舞台です。あらすじは頭にはいっているので過去版との比較
ですね。今年のキリのいいところ、15回目の演劇鑑賞で2014年千秋楽になるかな?