新幹線開業に伴い、苦境に立つ在来線
エラそうなタイトルですが、2015年春の北陸新幹線金沢延伸、2016年春に予定の
北海道新幹線函館部分開業まであと半年程度になってきました。
青函トンネルが新幹線仕様の交流25000V対応で互換をとる必要があるので、現役の
交流20000Vの電気機関車はすべて青函連絡の用途には使えなくなります。
そのため定期列車急行はまなす号(青森⇔札幌間・夜行)も廃止の可能性が高いのです。
確かに新幹線は 3時間程度で青森まで旅客を輸送して、かつ陸の向こうの北海道へ青函
トンネルをくぐれば、4時間少々で函館へ到着するという夢のような話。
それで、JR東日本の企画きっぷを使って全新幹線に乗車、駅の時刻表の確認です。
※山形新幹線 E3 系最新車(東京→米沢途中下車→山形)
※秋田新幹線 E6 系(秋田→大曲→角館→盛岡)
確かに新幹線区間の旅客はすべて快適、需要が高いのもうなずけますが、代償もある。
新幹線フル規格の開業後の並行在来線のJRからの経営分離、ミニ新幹線方式で存続
するもダイヤで見劣りする編成(山形、秋田の両在来線は 2~3時間に 1本)を組んで
信じられない編成で運行しています。
今度のシルバーウィークでローカル線の運行状況(江差線、函館本線)もしっかり
状況を把握してこようと思います。