TOKYU MILANO(旧新宿東急文化会館)クロージング
新宿・TOKYU MILANO 年末閉館にともない、クロージング作品ラインナップが公開
松竹・東急系で公開された映画(ワーナー、UA、コロムビア、東映&角川、UIPなど)
を大晦日までかけて上映する予定。
今から30年前、有楽町マリオンに東宝の日本劇場、松竹の丸ノ内ピカデリーが開場
した頃と同時期に、東宝の有楽座(現日比谷シャンテ)、日比谷映画(現シャンテシネ)
が閉場。そのあと1000人を超す映画館がどんどん都内からなくなっていった。
東銀座の松竹セントラル(現松竹系列の企業ビル)・渋谷東宝(現TOHOシネマズ渋谷)
東急文化会館にあった渋谷パンテオン(現渋谷ヒカリエ)・松竹の新宿ピカデリー
(改装後館名は引き継いだが、松竹系シネコンへ移行)・ミラノ座と対面の新宿プラザ
(TOHOシネマズ新宿歌舞伎町として2015年春シネコン化へ移行開場予定)
東宝の日本劇場がTOHOシネマズ日劇へ移行した際、バリアフリー化で1000人の収容
能力を切ってからは都内に唯一残る大劇場であった。
経営・維持する東急レクレーションもビルの老朽化等の対策で劇場の管理が難しくなり
最新鋭の設備を誇ったシネコン(新宿でも、ピカデリーやバルト+TOHOシネマズの新宿
歌舞伎町進出)との競争では、東急自体もシネコン化に移行で対抗することを考えると、
やむを得ないことだよなぁ。