気になるトピック

将来起こりえることをポイントにおいた防備録

新幹線、北海道まで開業目前

JR北海道が来る2016年3月26日に北海道新幹線を部分開業(新青森新函館北斗間)し、

新幹線運転切替の準備として、2016年1月1日以降は青函トンネルを含む区間の旅客

運転を停止。2016年3月21日に特急、寝台とも運転が終了・廃止になる。

 

pucchi.net

 

ということで最後の乗車になるであろうブルートレイン型B寝台車両の写真

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寝台車、客車をけん引するディーゼル機関車(札幌→函館間)の写真

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車内ではあまり休めなかったが、蟹田駅を通過後の陸奥湾のながめは美しかった。

 

実は東京→北海道に渡る列車の車内の様子はこのありさま。

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現在特急白鳥の定期列車は新青森⇔函館間を10往復の設定なので、自由席でも十分と

タカをくくっていました。指定確保せず後悔しましたゎ。

 

さて、肝心の北海道新幹線というと函館駅と札幌駅で多少のPRがあったくらい。

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JR北海道 新幹線車両 H5系のPR広告。北陸新幹線開業時と比べて地味・・・

 

というのも、北海道新幹線定期列車運行が1日13往復(3時間に2本の運転の設定)、

東京直通に至っては10往復と運転本数がかなり少ないです。東京⇔新青森間が

17往復あることから、13往復は少ないんじゃないかと。

toyokeizai.net

 

この影響を受けるのが経営分離予定の道南いさりび鉄道。特急の乗り入れ分をなくし

新幹線木古内駅下車分の乗客を拾うだけしかできなくなる。JR貨物が1日20往復程度

定期列車乗り入れているため線路の廃止もできない。青函トンネル利用料は新幹線を

走らせないと乗客から費用を請求できないし、道南いさりび鉄道もローカル鉄道へ

転落するので経営もかなり苦境に追い込まれるだろう。また函館新幹線駅は市街地

から18Kも離れた場所に新設されるため時短にも役に立たないと思われる。

 

木古内⇔函館間の普通定期運行列車は1日 9往復。特急を加えて19往復。おそらく

北海道新幹線の走行本数とあまり変わらないんじゃないかなぁ。