気になるトピック

将来起こりえることをポイントにおいた防備録

インフラ(新線開発)②大阪市北部と新大阪接続を便利にするおおさか東線

先日特急電車で篠山口から新大阪へ移動後、スマホカメラにいつもの通り駅名標をパチりとした後、あれっ、レールが右側方向にありながら電車は右側を走行しているやん?と妙なことが気になった。

丁度反対側のホーム(京都方面から見ると右側)だと左方向の東淀川駅は納得するものの右方向は大阪環状線の西九条駅東海道線新大阪駅なのに次の駅はなぜ大阪環状線なの?と考えた。このホームを発着するのは関空特急はるかと和歌山方面へ行く特急くろしお。両方とも環状線から天王寺を経由して阪和線を通る特急やん。ああそうか福島の踏切を通過するんやということで納得。

この駅名標は特急に乗車しない限りあんまり見ない光景なのかな?とふと考えたところすぐに別の路線が開通間際だったんだと閃いた。

一つは梅田貨物駅後に開発される東海道本線の貨物線の旅客化。梅田の北側エリア(住所は大淀、地点名はうめきた)。このエリアの中心部に地下化された北梅田駅が完成する。東海道本線の貨物線の先には、なにわ筋線に接続、難波→新今宮付近を経由して南海本線に接続、分岐してJR難波駅に接続する 2パターンが計画中。でもなにわ筋線は開通するのはどんなに早くても 2030年頃。それでうめきたに停車しても意味なくね?

でもこの路線はそのままにせず、北側に接続しておおさか東線と直通することで淡路~放出(片町線)~百済(関西線)と大阪市内だが意外に新大阪へ行きにくいエリアを救済する路線です。大阪市の交通網は北側に偏っており、新大阪駅に行きやすいところが意外と少ないのだ。特に淀川区を走る阪急京都線の最寄り駅は南方駅(大阪メトロ西中島南方)から徒歩で 10分程度かかるので、淡路から乗換えられるのはすごく利便性が良くなります。2019年春に開業、期待しています。