2018年 TOHOシネマズ日比谷開館、日本劇場閉館
2015年 4月開館のTOHOシネマズ新宿へ「ターミネーター:新起動/ジェニシス」
(3D字幕版/Dolby ATOMOS/TCX)と、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
(3D字幕・IMAX版)をハシゴ観賞してきた。
TOHOシネマズ 新宿 SCREEN 9 TCX スクリーン。TOHOシネマズ独自規格。
http://www.asahi.com/articles/ASH3R5FCZH3RULZU019.html
「有楽町「日劇」閉館へ 日比谷地区シネコン建設で」
それでこの話題で当然といえるかも知れないが、指摘と抗議の記事が。
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1427126880/
「【社会】有楽町「日劇」閉館へ 日比谷地区シネコン建設で©2ch.net」
http://ameblo.jp/khandmm/entry-12009039605.html
晩節雑考種々雑考~明るく素直にあたたかく~「日劇・シャンテ閉館に抗議して・・・・」 ・・・KHさんのブログ
かという私も東京へ上京後、有楽町マリオンの阪急側に開場した開場した日本劇場を
間近に見て、これぞ日本の旗艦劇場だと感激したものです。
この時代は、新宿歌舞伎町に新宿プラザ劇場、東急のミラノ座、松竹のピカデリー
渋谷にはパンテオン、道玄坂の渋谷東宝と1000人以上収容の大劇場がありました。
洋画の大作、話題作を中心にほとんど上記の劇場で映画を堪能してました。
時代は「ゴーストバスターズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「トップガン」
「インディ・ジョーンズ」「ターミネーター」「ダイ・ハード」「タイタニック」
「ミッション:インポッシブル」「マトリックス」「ハリーポッター」
この劇場たち、70mm の高価なフィルムで映画を上映しており迫力の大画面。
この形式が崩れてきたのが、1990年後半シネコンの発生と映画のデジタル化。
特に「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスのデジタル化の傾倒、フィルムへ
の蔑視(ルーカスと対照的にスティーヴン・スピルバーグはフィルムを重視)
東宝が「スター・ウォーズ」を日本劇場で 70mm 公開しようと交渉したところ、
「70mm は時代遅れ」と拒絶したのは有名なエピソード。
その東宝、シネコン経営で興業をはじめてからは郊外へ劇場を展開し、都心の劇場
はどんどん閉館していった。
そして最後に残った日本劇場。近年劇場へ行っても席は埋まらず、閑散とした場内。
こりゃお荷物になるなと思っていました。最後の満員が確か「アバター」
確かに大劇場を簡単に消滅させる文化を理解しない東宝の経営陣に憤りを覚えたが
TOHOシネマズの座席確定サイトをみると、六本木、日本橋、新宿と座席は埋まるが
日本劇場は半分以上が空席。これで大劇場で上映は不良債権だよなぁ。